アナリティクスで、ページ単位のアクセスを確認する方法
Google アナリティクスを開いたものの、「結局どの記事が読まれているのか分からない」。 そんな時に最初に見るべき場所が、GA4の「ページとスクリーン」です。 この記事では、ページ別の表示回数、ユーザー数、滞在傾向を確認する基本手順をまとめます。
結論:ページ単位のアクセスは「ページとスクリーン」で見る
GA4でページごとのアクセスを確認したい場合、まず開くべき画面は ページとスクリーンです。 ここでは、サイト内の各ページが何回表示されたか、どれくらいのユーザーが見たか、 どのページで行動が起きているかを確認できます。
PC版GA4でページ別アクセスを見る手順
GA4を開く
Google アナリティクスにログインし、確認したいサイトのプロパティを選択します。 複数サイトを管理している場合は、画面上部のプロパティ名を確認しておきます。
レポートを開く
左メニューから「レポート」を開きます。 ホーム画面の数字だけではページ単位の詳細は分かりにくいため、レポート画面へ進みます。
左メニュー
→ レポート
ページとスクリーンへ進む
ライフサイクル内の「エンゲージメント」を開き、 その中にある「ページとスクリーン」を選びます。
ライフサイクル
→ エンゲージメント
→ ページとスクリーン
表示回数順に並べる
表の「表示回数」をクリックすると、表示回数の多いページ順に並べ替えできます。 まずは上位10〜20ページを見るだけでも、サイトの入口がかなり見えてきます。
検索窓で個別ページを探す
特定の記事だけを確認したい場合は、表の検索窓にURLの一部や記事タイトルの一部を入力します。 URL全体ではなく、スラッグの一部で探すと見つけやすいです。
例:
librecad
tokugata
yukikaze
senshi
blog
ページ別レポートで見るべき指標
GA4には多くの数字がありますが、最初から全部を見ようとすると迷子になります。 ページ単位のアクセス確認では、まず次の4つを見れば十分です。
| 指標 | 意味 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 表示回数 | ページが表示された回数 | 多いページほど、サイトの入口や人気記事になっている可能性が高い |
| アクティブユーザー | そのページを見たユーザー数の目安 | 表示回数と比べると、同じ人が何度も見ているかも推測できる |
| 平均エンゲージメント時間 | ユーザーがそのページを見ていた時間の目安 | 長ければ読まれている可能性が高く、短ければ導入や内容の改善余地がある |
| イベント数 | クリック、スクロール、外部リンク移動などの行動数 | 商品ページや問い合わせへの導線が動いているか確認できる |
個別ページを指定して確認する方法
「この記事だけのアクセスを知りたい」という場合は、ページとスクリーン画面の検索欄を使います。 たとえば、URLが長い記事でも、スラッグの一部を入れるだけで絞り込めます。
| 探したいページ | 検索欄に入れる例 | 確認する数字 |
|---|---|---|
| CAD系の記事 | cad / librecad / freecad |
表示回数、平均時間 |
| 戦史・ミリタリー記事 | senshi / tokugata / yukikaze |
表示回数、ユーザー、イベント数 |
| 商品紹介ページ | shop / goods / 商品名の一部 |
イベント数、外部リンククリック |
| トップページ | / またはページタイトル |
表示回数、イベント数、導線クリック |
スマホアプリで見る場合
GA4アプリでも、ページ単位のアクセスは確認できます。 ただし、PC版より細かいフィルタや表の操作は弱いため、ざっくり確認用として使うのがおすすめです。
GA4アプリ
→ Life cycle
→ Engagement
→ Pages and screens
日本語表示の場合は、次のような流れです。
GA4アプリ
→ ライフサイクル
→ エンゲージメント
→ ページとスクリーン
リアルタイムで今見られているページを確認する
「今、自分のアクセスが反応しているか」「今どのページが見られているか」を確認したい場合は、 リアルタイムレポートを使います。
レポート
→ リアルタイム
→ リアルタイム ページ
リアルタイム ページでは、過去30分以内に見られているページを確認できます。 GA4の計測が動いているかを確認する時にも便利です。
Search Consoleとの違い
GA4の「ページとスクリーン」は、サイト内でどのページが見られたかを見る画面です。 一方、Search Consoleは、Google検索でどのページが表示され、クリックされたかを見るためのものです。
| 見たいこと | 見る場所 | 判断できること |
|---|---|---|
| ページごとのアクセス数 | GA4:ページとスクリーン | どの記事が読まれているか |
| 今見られているページ | GA4:リアルタイム ページ | 現在の閲覧状況、計測確認 |
| Google検索から来たページ | Search Console / GA4連携レポート | 検索表示、クリック、CTR、掲載順位 |
| 商品ページへ進んだか | GA4:イベント / キーイベント | SHOP導線や外部リンクの成果 |
ページ単位で見る時の判断例
数字を見た後は、次のように判断します。 単にアクセス数が多いか少ないかではなく、「読まれているか」「次の行動につながっているか」を見るのが大切です。
| 状態 | 読み取り | 改善案 |
|---|---|---|
| 表示回数が多い | 入口記事として強い | 関連記事や商品ページへのリンクを追加する |
| 表示回数は多いが平均時間が短い | タイトルで来たが、本文で離脱している可能性 | 冒頭文、見出し、画像、結論の位置を改善する |
| 表示回数は少ないが平均時間が長い | 少数の読者には深く読まれている | タイトルやSEO設定を見直して露出を増やす |
| イベント数が多い | クリックやスクロールなどの行動が起きている | 成果導線をさらに分かりやすくする |
| 商品ページへのイベントがある | 売場への導線が機能している | その記事を重点記事として育てる |
まとめ:ページ単位のアクセスは、サイト改善の羅針盤
アナリティクスでページ単位のアクセスを知りたい場合は、 まず レポート → エンゲージメント → ページとスクリーン を開きます。
そこで、表示回数、アクティブユーザー、平均エンゲージメント時間、イベント数を確認すれば、 どの記事が読まれているか、どの記事を改善すべきか、どの記事が商品導線につながっているかが見えてきます。
ホーム画面の大きな数字だけでは、サイトの本当の姿は分かりません。 ページ単位で見ることで、アクセス解析はただの数字ではなく、 次にどの記事を直すべきかを示す航海図になります。